AWSで始めるWebサイト拡張戦略|予約・決済・自動化で中小企業もDXを実現する方法
■AWSに関するTIPS:AWS活用で広がるビジネス拡張戦略
― 成功事例から学ぶ、小さく始めて大きく伸ばす方法 ―
どうも。エストゥーザ代表の「ざうしん」です。
前回の投稿で「最小構成で始めるAWS共同利用型サイト基盤」についてお伝えしました。
全5回シリーズの最後となる今回は、
「AWS活用で実際にビジネス価値を伸ばした事例」
そして
「導入後にどんな拡張ができるのか」
を解説します。
AWSの真価は“導入して終わり”ではありません。
クラウドを土台に 成長とスピードを得られることにあります。
■成功事例(モデルケース)
以下は、実際の中小企業でも再現しやすいケースです。
※職種は例示ですが、どこでも応用できます。
■ ケース1:複数ブランド企業(製造業)
| 課題 | AWS導入後 |
|---|---|
| 製品ブランドごとに5つのサイトが乱立 | AWSに集約。保守工数が3分の1に |
| キャンペーンLP制作のたびに外注費増 | 既存基盤で高速量産。スピードUP |
| サーバー品質がバラバラ | Auto Scalingで安定運用 |
➡ 改修が“全ブランド横断で効く”状態に
➡ 営業とマーケティングが一気に機動化!
■ ケース2:地域密着企業(サービス業)
| 課題 | AWS導入後 |
|---|---|
| 画像の多いサイトで表示が遅い | CloudFront配信で高速化 |
| WordPress更新が属人化 | 管理を一元化。引き継ぎが容易に |
| 新サービスLP追加に時間 | 新規LPを即日リリース可能 |
➡ Webマーケの加速で新規問い合わせが増加
➡ 担当者の残業も削減
■ ケース3:1人事業 × 多角運営(個人事業主)
| 課題 | AWS導入後 |
|---|---|
| サイト増えるたび費用増 | EC2統合で固定費を圧縮 |
| セキュリティ・SSL更新が負担 | 自動化+共通化で手間ゼロ |
| 過去サイトの放置 | 一括アップデートで再活用 |
➡ “サイト資産の管理負債”から解放
➡ 売れるLPだけどんどん増やせる
■導入後の3つの拡張ステージ
AWS導入は「スタート地点」です。
| ステージ | 内容 | 価値 |
|---|---|---|
| ① 集約効率化フェーズ | EC2+Auto Scaling+CloudFront | 運用効率・コスト最適化 |
| ② 販促強化フェーズ | LP量産、フォーム改善、レスポンス高速化 | CV向上+売上貢献 |
| ③ 事業拡張フェーズ | EC化、外部連携、海外配信強化 | 事業多角化・成長速度UP |
小さく始めて、大きく伸ばす。
それがAWSの成長戦略です。
■拡張イメージ図

■まとめ
本シリーズでは、
1️⃣ 小さく始めるべき理由
2️⃣ 損しない設計思考
3️⃣ 共同利用型サイト基盤の仕組み
4️⃣ スモールスタートでの導入手順
5️⃣ 成功事例と拡張戦略
を整理してきました。
■Web運用の悩み、あれば気軽にご相談ください
「サーバーのことはよく分からない」
→ そのために 私がいます。
中小企業こそクラウドで強くなる時代です。
今の運用のままで…本当に良いですか?
👇 無料相談はこちら
※LINEとメルマガ、用途に合わせてご活用ください。